シモキタ地下室 映画房 ~さあ!大井武蔵野館を語ろう~
12月28日(土)14時30分~

閉館から四半世紀。カルト的人気を誇った名画座「大井武蔵野館」の名物支配人・小野善太郎氏が、「大井武蔵野館」の全貌を明らかにする!
1999年1月31日、多くの映画ファンから愛された伝説の名画座「大井武蔵野館」が閉館した。それから25年。昨年、書籍「伝説のカルト映画館 大井武蔵野館の6392日」(立東舎)が突如として発刊されると、今年は名画座「シネマヴェーラ渋谷」で「大井武蔵野館になってみた!」と銘打った特集上映が組まれ、更には来年1月からは大井武蔵野館支配人だった小野善太郎氏と営業担当細谷隆広氏監修のもと、東映ビデオが東映のカルト的な人気作(『ポルノの女王 にっぽんSEX旅行』『若い貴族たち 13階段のマキ』等)を連続リリースするなど、「大井武蔵野館」の注目度がにわかに高まっている。
そこでシモキタ地下室映画房では、支配人だった小野善太郎氏をゲストに迎え、日本映画の膨大な作品群からカルト的匂いの強い映画を発掘・上映していった数々の奇蹟のプログラム誕生秘話や、大井武蔵野館での上映が再評価の契機となっていったカルト的名作群について等、たっぷり語っていただこうと思う。
小野氏のトークを引き出すMCには、大井武蔵野館とはとりわけ縁が深く、「シネマヴェーラ渋谷」の「大井武蔵野館になってみた!」特集の企画や特集時のトークイベントの司会もされていた下村健氏。
邦画史上に狂い咲くカルト作品に通じたお二人だからこそ語り得る、“ディープ“な大井武蔵野館伝説をここにお届けする!
語り手

小野 善太郎
略歴
1955年、長野県生まれ。新潟大学卒業。オートバイのヤマハ発動機株式会社勤務後に、武蔵野興行株式会社入社。新宿武蔵野館を経て大井武蔵野館3代目支配人。閉館後は退社して、もう一つの趣味の中古レコード店舗を経営。共著書に『橋幸夫歌謡魂』、『日本カルト映画全集 夢野久作の少女地獄』(いずれもワイズ出版)。執筆メンバーとして『ザ・タイガース研究論』(近代映画社)、Webマガジン『大人のミュージックカレンダー』。他に西城秀樹、ガロ、沢田研二関係のCDライナーノーツ執筆など
聞き手

下村 健
略歴
戦前から70年代あたりを中心とした日本映画史家・ライター。特に新東宝については専門分野。
シネマヴェーラ渋谷ほかの番組編成のお手伝いやトークショーの聞き手も多数。
株式会社石井輝男プロダクション役員、中川信夫監督を偲ぶ集い「酒豆忌」実行委員。
日時 | 2024年12月28日(土) 14:30〜17:00 トークライブ (14:00 開場、途中10分間休憩あり) 17:10〜18:30 トークライブ延長戦(別料金) ※延長戦は2ドリンク付き/登壇者・来場者を交えたフリートークタイム |
料金 | トークライブ 2,500円(予約・当日共通) トークライブ延長戦(2ドリンク&プチおつまみ)1,500円(予約・当日共通) ※料金は会合当日、現金払いになります |
座席数 | 20席 ※定員数が少ない会場です。ぜひ事前にご予約ください。 |