中原俊監督・鈴村たけし氏によるトークライブ 4月23日(火)19時〜
シリーズ
「日活ロマンポルノに進路を取れ!」

日活ロマンポルノは1971年から88年まで続いた、3本立て2週間興行の連続という今の時代では考えられない大量産体制のプログラムピクチャーだ。
それを可能にしたのが撮影所システム。
ロマンポルノ期以前からの日活ベテランスタッフと、ロマンポルノ期開始後の若手スタッフが撮影所に結集し、伝統の技術を継承しつつも、自由な発想のもとに次々と新たな作劇を行い、そしてそこからまた新たな才能が生まれていった。
そんな映画製作が“熱”を帯びたロマンポルノ期の日活を知る方々の証言から、日活ロマンポルノの実像に迫る連続トークライブです。
ゲスト

映画監督 中原俊
1990年『櫻の園』が映画賞独占するなどの活躍を見せた中原監督は、76年日活入社、82年『犯され志願』で監督デビュー。
85年退社してフリー。
71年から88年まで続いたロマンポルノ期の日活のど真ん中にいた。
そんな中原俊監督が見た日活ロマンポルノという時代を掘り下げる!
PLOFILE
82年の監督デビュー作『犯され志願』含め 8本のロマンポルノを監督する。
フリー転身後の90年 に監督した『櫻の園』はその年のキネマ旬報ベスト ワンはじめ各映画賞を独占。
翌91年の『12人の優し い日本人』は文化庁優秀映画作品賞受賞。
聞き手

鈴村たけし
ヨコハマ映画祭代表として1980年の第一回映画祭ベストテンで、ベスト3のうち2位に『赫い髪の女』3位に『天使のはらわた赤い教室』、主演女優賞には水原ゆう紀を選出。
芹明香のインタビュー本を上梓する等日活ロマンポルノを掘下げるならこの人。
PLOFILE
80年に第一回ヨコハマ映画祭を立ち上げ、以降実行委員長・代表を歴任。
ロマンポルノを正当に評価し続ける。
また加藤泰監督の研究者としても知られ、編著書に『加藤泰映画華』『冬のつらさを 加藤泰の世界』(共にワイズ出版)などがある。
イベント詳細
日時 | 2024年4月23日(火) 18時45分開場 19時開演 21時終了予定 |
会場 | ふれあい貸し会議室 高田馬場D 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場3丁目4−13 日鉄ビル 303 |
料金 | 3,000円 税込(予約・当日共通) ※ご予約は下記お申し込みボタンから |
座席数 | 14席 |