惹句師 関根忠郎氏・鈴村たけし氏によるトークライブ 5月26日(日)14時~
シリーズ
「東映不良性感度に進路を取れ!」

1960年代から70年代、80年代、映画界を席巻した東映映画。「任侠路線」「異常性愛路線」「実録ヤクザ路線」「角川映画」と、次々とコロモは変わっても、そこに通底していたのは「不良性感度」の精神だ。京都撮影所長から東映社長に昇りつめた剛腕プロデューサー・岡田茂が提唱した「不良性感度」とは、いったい何だったのか?
今なお東映に脈々と受け継がれる「不良性感度」の精神を体現してきた表現者たちの証言によって、そのエネルギッシュな創作の現場に迫るトークライブが登場する!
ゲスト

惹句師 関根忠郎
『仁義なき戦い』『トラック野郎』『極道の妻たち』など、数々の人気シリーズのキャッチコピー=惹句を生み出してきた関根氏は、62年に東映宣伝部に配属。以降、宣伝活動に従事、惹句という短いフレーズに、東映の「不良性感度」という独自のコンセプトを見事に凝縮してみせ続けた。そんな関根忠郎氏が見た、全盛期の東映とは…「不良性感度」の旗印のもとに結集した才能たちの軌跡を掘り下げる!
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56年東映入社。宣伝部配属後は97年に定年退職するまでの40年近くの間、宣伝を担当し、71年からは惹句を中心に手掛ける。東映を退職後はフリーランスのコピーライターとして活動。著書に『惹句術 映画のこころ』(山田宏一・山根貞男との共著)、『関根忠郎の映画惹句術』など。
聞き手

鈴村たけし
加藤泰の研究者として知られるヨコハマ映画祭元代表・鈴村たけし氏。彼は、加藤泰はもちろん、マキノ雅弘、山下耕作、深作欣二らまさしく不良性感度の体現者たちの映画群を浴びるように見て青春時代を過ごし、やがてヨコハマ映画祭代表として多くの東映の映画人と交流を持つに至った。東映不良性感度を掘下げるなら、この人だ!
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80年に第一回ヨコハマ映画祭を立ち上げ、以降実行委員長・代表を歴任。現在は映画ライターとして活躍している。編著書に『沓掛時次郎 遊俠一匹(日本カルト映画全集5)』『冬のつらさを 加藤泰の世界』『加藤泰映画華』『平山秀幸映画屋街道』『女優芹明香伝説』(いずれもワイズ出版)などがある。
イベント詳細
日時 | 2024年5月26日(日) 13時45分開場 14時開演 16時終了予定(※終了後ゲストも交え打上げ予定) |
会場 | 場所 ふれあい貸し会議室 高田馬場F(高田馬場駅戸山口徒歩3分) 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-31-8 高田馬場ダイカンプラザ 409号室 ![]() 高田馬場駅から線路沿いに歩いてくるとこの漢方薬の看板があります。 ここで左折し、建物沿いに写真左奥に見える信号のある通りまで行き右折します。 ![]() すると高田馬場ダイカンプラザのエントランスがあります。 中に入って右手にあるエレベーターで4階へお上がりください。 |
料金 | 3000円 税込(予約・当日共通) ※ご予約は下記お申し込みボタンから |
座席数 | 26席 |