映画『光る川』公開記念 金子雅和監督レトロスペクティブ
3月15日(土)―16日(日) リング・ワンダリング/アルビノの木+AURA

映画を中心としたマニアックなイベントスペース『シモキタ地下室』が、常設館となっていよいよ本格始動!その第一弾イベントとして、映画『光る川』の公開【3/22(土)よりユーロスペース他で全国順次ロードショー】を記念して、金子雅和監督レトロスペクティブを開催いたします。上映作品は『光る川』に通じる金子雅和監督の世界観が色濃く出た『リング・ワンダリング』と『アルビノの木』、そして金子監督自ら「原点」と述べる8ミリフィルムで撮影された短編『AURA』の三作品。金子ワールドの神髄に迫るプログラムです!※『AURA』は『アルビノの木』とカップリングして上映。
作品紹介
『リング・ワンダリング』(2022年公開/103分)
©映画『リング・ワンダリング』製作委員会
出演 笠松将 阿部純子 安田顕 片岡礼子 長谷川初範 ほか
漫画家を目指し、ニホンオオカミと猟師の戦いを題材にした漫画を構想中の草介(笠松)は、怪我をさせてしまった女性ミドリ(阿部)と彼女の家族との出会いをきっかけに、心に何かが芽生えてゆく。現実と漫画、現在と過去を、円環のように巡る独創的な物語世界が素晴らしい。第52回インド国際映画祭最高賞他、海外でも高く評価された。
『アルビノの木』(2016年公開/86分)
©kinone
出演 松岡龍平 東加奈子 福地祐介 山田キヌヲ 長谷川初範 ほか
害獣駆除会社で働くユク(松岡)に舞い込んだ、かつて鉱山として栄えた山間の村で「白鹿様」と呼ばれる珍しい鹿を撃つという仕事。害のない動物を撃つことに疑問を抱きつつも山に入ったユクが、山に生きる人々、深山の自然と邂逅した果てに見たものとは?自然への畏敬と親愛に満ちた、「川」と「森」をめぐる映画。海外映画賞受賞20冠に輝き話題となった。
『AURA』(1998年製作/11分)
©kinone
出演 石原麻衣
イメージフォーラム付属映像研究所に学んだ金子監督が『光る川』へも継承されるテーマ「自然と人間」を強く意識して作った、彼の最初の作品にして「川」の映画の原点。
金子雅和 プロフィール
1978年東京都生まれ。青山学院大学在学中に習作的な映像制作を始めた後、映画美学校にて瀬々敬久監督の指導を受け、同校の修了制作が劇場公開。その後、2016年『アルビノの木』で長編劇場映画デビュー、同作品で海外映画祭受賞20冠を達成した。22年には長編第二作となる『リング・ワンダリング』(主演・笠松将)が公開。第52回インド国際映画祭の最高賞・金孔雀賞ほか多数受賞。そして今年、待望の監督最新作『光る川』が3月22日よりユーロスペースほか全国ロードショー。本作はスペインで長い歴史を誇る第62回ヒホン国際映画祭にてユース審査員最優秀長編映画賞を受賞するなど、すでに高い評価を獲得している。
日時 | 3月15日(土) 13:00 リング・ワンダリング(103分) 上映後、金子監督舞台挨拶 15:45 AURA(11分) +アルビノの木(86分) 上映前、金子監督舞台挨拶 3月16日(日) 13:00 リング・ワンダリング(103分) ※いずれも開場は30分前 ※15:30からはトークライブイベント「映画で行こう!映画監督 金子雅和」開催(別料金) |
料金 | 1,800円(予約・当日共通) ※ご予約は下記お申し込みボタンから ※料金は会合当日、現金払いになります |
座席数 | 20席 ※定員数が少ない会場です。ぜひ事前にご予約ください。 |
お申込の仕方 | 1.下記お申込ボタンをクリック 2.「会合名」の欄にご希望の上映作品名を入力 3.「開催日程」にご希望の上映作品の上映日を入力 4.あとはお名前他入力事項を入力し「この内容で送信する」をクリック ※メッセージの入力は必要ありません。 |